昔、一人暮らしをしていた頃、
近所にドラッグストアの小さいバージョンがありました。
夫婦でやっている小さいお店です。

わりと遅くまで開いているため 
ある日、仕事帰りに初めてそこに行きました。

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会員登録するのに住所等を書いて渡したら、

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ご近所さんだから、と言っておばさんが
粗品と書いてあるタオルを私にくれました。

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ところで、私は当時、冬になると乾燥から腕が痒くなっていました。
よく買っていた痒み止めクリームを買いにそのお店に行きました。

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コーチゾン雪の元はありました。
でも、

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奥におじさんがいるので小声で話してきます。

でも私が痒いのは腕であってお股じゃないし。
「雪の元が欲しいです」と言っても

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なぜ私を「お股痒い人」と決めつけるのか。
「痒いのは腕です」と言うと、おばさんは雪の元を買わせてくれました。

フェミニーナ軟膏はデリケートゾーン以外にも使えると後で知ったけど、
おばさんは明らかに「いろいろな場所に使えて便利」という勧め方じゃなかったし。

何となく気まずくて、そのお店に行ったのはそれが最後でした。
雪の元やフェミニーナ軟膏を見ると、おばさんを思い出します。